H27年3月15日開催予定の新茶まつりにむけて
ビニル張りをやりました。加温をして路地より
1か月以上早く収穫をします。
株式会社小栗農園さん、JAハイナンさん、牧之原市、ティーファームが協力して
毎年3月中旬に「牧之原新茶まつり」を開催します。
一足早く新茶が味わえるとあって、大勢の方が牧之原台地の大茶園に
集まります。
新茶の手摘み、手もが体験でき、製茶工場での製茶見学ができる他、
楽しい新企画も考えているところです。
☆新茶はなぜおいしいのでしょう?
うま味成分のアミノ酸がいっぱい含まれているからです。
越冬中に地上部の生育が停止する代わりに、養分は根に集中し蓄えられます。
春になって、気温が上昇するとともに新茶芽の活動が始まると、
徐々に根に蓄えられた栄養分が、アミノ酸となって新茶芽に送られ、
うま味たっぷりの新茶がすくすくと育つのです。
☆手もみのお茶っておいしいの?
手もみは芸術です。
近代的な製茶機械は製茶工程中「茶の水分量」を常時センサーで検知し、
蒸し葉の乾燥に必要な熱量、風量、加圧量をコントロールします。
「手もみ名人」の手のひらは高性能のセンサーになっていて、茶をもみながら
外気温、湿度を肌で感じ、蒸し茶葉中の水分含量を的確にとらえ、
手もみ製茶の10工程を5時間かけてもみあげます。
先進技術を駆使した近代的な製茶機械は、すばらしい茶をもみあげますが、
手もみ名人のもんだ茶は、めったに味わえないとても貴重な味わいがあり、
製品のその形状たるや、針のようにピンと伸びた茶はまさに芸術作品です。
また、手もみは、和紙張りの台(「ほいろ」という)の上で下から加温して
もむため、茶渋のついた和紙から独特な香気が出るので、機械もみとは
違う香気があります。
牧之原新茶まつりでは「手もみ体験」ができますよ。どうぞお越しください。
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